ABOUT
EXHIBITION
「タイルとホコラとツーリズム」は、京都市内に点在する路傍祠のリサーチをきっかけに、美術家の谷本研と中村裕太が2014年より展開するプロジェクトです。祠にまつわる土着の信仰や人々の営みに向き合い、観光のまなざしと独自のユーモアを交えて作品を生み出してきました。
今回は、広島市現代美術館がある比治山のふもとに位置する段原地区でのリサーチを出発点としました。そして、明治期に同地区出身の和田郁次郎(1847–1928)率いる多くの広島県人が、北海道の現・北広島市に開拓移民として入植したことに着目しました。
本展では、1984年に広島市内のデパートで開催された「北海道移住100年記念展」を糸口に、当時の記録資料や、現在の北広島市民の手で制作された映像コンテンツなどを交えて展示が構成されます。野球場に見立てた会場に現れる“もうひとつの広島”をお楽しみください。
夏のオープンラボ
タイルとホコラとツーリズム
season6《もうひとつの広島》
「夏のオープンラボ」は多彩な表現活動について様々な方法による紹介を試み、美術館活動の可能性を探る、当館における実験場としての企画です。
- 会期
- 2019年 8月3日(土)—
9月29日(日) 10:00–17:00
- 会場
- 広島市現代美術館
地下1階ミュージアムスタジオ
- 関連
イベント
謝辞
本展覧会の開催にあたり、作家をはじめ、右記の諸機関、および個人の方々から多大なるご協力を賜りました。また、ここにお名前を記すことができなかった多くの関係者の方々に深く感謝の意を表します。(敬称略)
谷本研|中村裕太
䂖井誠|石本澄子|梅田憲夫|蛯名優子|大谷惠一|鎌田司|児玉賢司|鹿内洋一|設楽正敏|嶋田篤史|島田幸晴|高野和彦|髙橋潤一|竹林顯|竹村画二|妻木真和|畠誠|平澤肇|古堅太郎|古田くるみ|本田美和子|正木裕介|棟方雅恵
ウェルカム似島|大谷木材産業株式会社|株式会社 玉屋|株式会社広島ホームテレビ|北広島市エコミュージアムセンター知新の駅|北広島市観光協会|北広島市企画財政部政策広報課|北広島市図書館|北広島市立東部小学校|段原おやじの会|段原地区町づくり協議会|特定非営利活動法人北広島ITネットワーク きたひろ.TV事業部|広島市郷土資料館|広島市企画総務局広報課|広島市市民局文化スポーツ部文化振興課|広島市似島臨海少年自然の家|広島市南区役所市民部地域起こし推進課|広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科|広島市立段原小学校|広島テレビ放送株式会社|まちを好きになる市民大学OB会|妙詠寺|Gallery PARC
- 会場写真
- 表恒匡
- フライヤーデザイン・カタログサイト制作
- Studio Kentaro Nakamura