開幕当日、野球場となった会場にて始球式を執り行いました。
開館以来30年間当館をまもっているM氏がすばらしいフォームで投球。
館長が持つバット(に見立てた木挽鋸)は大きく空を切り、
会場からは惜しみない拍手が送られました。
ストライク!
始球式の後は、谷本研氏、中村裕太氏を迎えて「プレイボール・トーク」を開催しました。プレイボール!
前半は、ふたりが2014年から続けてきたプロジェクト「タイルとホコラとツーリズム」の歩みについてお話いただきました。
後半は、来場者と一緒に展示をめぐりながら第6回目となる広島でのプロジェクト《もうひとつの広島(フィールド・オブ・ドリームス)》を
紐解いていただきました。広島と北広島のリサーチについてのお話や、展示されている映像や民具について解説していただき、
展示のキーワードとなる「比治山」、「和田郁次郎」、「野球」、
「フィールド・オブ・ドリームス」のつながりが明らかにされました。
トークの最後は、映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年)の大リーガーたちと同様に、
トウモロコシ畑(が描かれたスコアボード)の向こうへと去って行きました。