PROFILE
「season3《白川道中膝栗毛》」2016 撮影:麥生田兵吾
谷本研+中村裕太
谷本研(1973年神戸生まれ、滋賀在住。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科造形構想修了)と中村裕太(1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術))によるゆるやかなユニット。
過去の展覧会に、街中に点在する路傍祠やそこに使用されるタイルに着目した「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、京都、2014年)、東シナ海を取り囲む対馬・沖縄・台湾・済州島にみられる土着信仰のツアー記録を作品化した「season4《一路漫風!》」(京都芸術センター、2017年)、石上げの風習をモチーフにギャラリーのビルを山と川に見立てた「season5《山へ、川へ。》」(Gallery PARC、京都、2018年)などがある。
ARCHIVE これまでの「タイルとホコラとツーリズム」
- 2014年「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、京都)
- 京都市内のホコラの生態とそこに使用されるタイルに注目してリサーチを行う。
- 2015年「season2《こちら地蔵本準備室》」(Gallery PARC、京都)
- 「地蔵本」の出版を目標に、タイルとホコラにまつわる様々な資料や文献を収集。
- 2016年「season3《白川道中膝栗毛》」(Gallery PARC、京都)
- 『北白川こども風土記』をもとに、ポニーとともに白川街道をキャラバン。
- 2017年「season4《一路漫風!》」(東アジア文化都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」、京都芸術センター)
- 対馬、沖縄、台湾、済州島など境界地域の島々を巡り、土着信仰をみつめる。
- 2018年「season5《山へ、川へ。》」(Gallery PARC、京都)
- 生活や信仰とも結びつきが深い石に注目し、山と川へフィールドワークを行う。
- 2018–19年「父をたずねてやんばーる」(やんばるアートフェスティバル2018–1019、
旧塩屋小学校、沖縄) - 琉球芸能の組踊「花売りの縁」をモチーフに、父を探して首里からやんばるへと旅をする母と子の道中記。