program
2021年11月2日(火)~11月13日(土)
広島市現代美術館・鶴見分室101(広島市中区鶴見町9-11 第2三沢コーポ)
「どこかで?ゲンビ ビデオアート編」第3弾では、飯川雄大を紹介します。彼の代表的なシリーズである「デコレータークラブ」は、様々なものを殻に付けて擬態するカニにヒントを得た、鑑賞者の気づきや反応を誘うプロジェクトです。本展に出品される《デコレータークラブー衝動とその周辺にあるものー》(2016)は、一見するとそのカニをよく知る人物がその説明を行っているインタビューに見えますが、次第に違和感や気づきをもたらすことになります。それに加えて、サッカー試合中の控え選手の様子を捉えた《ネクストファイヤー》と合わせて紹介し、作家のユーモアと洞察に満ちた表現をご覧いただきます。
会期|2021年11月2日(火)~11月13日(土)
開室時間|11:00~17:00
休室日|日・月・祝
会場|広島市現代美術館・鶴見分室101(広島市中区鶴見町9-11 第2三沢コーポ)
※観覧無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により会期等変更となる場合があります
日時|2021年11月13日(土) 13:00~17:00
作家が在室し、作品や活動について解説します。
混雑時は入場人数、時間を制限させていただくことがあります。
1981年兵庫県生まれ、神戸市在住。2002年成安造形大学造形学部デザイン科 ビデオクラス 卒業。映像、写真、イラストレーションなど様々な分野で活動。主な作品として、日常の断片や見過ごす風景を定点撮影した「時の演習用時計」(2006~)、サッカーの試合中ボールに触れることのないゴールキーパーを捉え続ける「ハイライトシーン」(2014 ~)、“衝動”を記録することで欠落する情報に着目する「デコレータークラブ」(2013 ~) がある。
http://www.takehiroiikawa.com/