「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募」は広島にちなんだモノ・コトにまつわるデザイン案を募集し、
すぐれた作品を展覧会として紹介するオープン・プログラムです。
広島の名産品や風土、文化をテーマとし、デザインの観点から発展させた新たな「広島ブランド」のアイデアを募集します。既存の名産品を(再)ブランディングするような案、あるいは、新たなモノ・コトのデザインを通して、広島の暮らしや物づくりから新たな魅力を引き出すような案など、そのアプローチは問いません。生活や文化に密接にかかわる事柄を主題としながらも、実現性や生産効率にこだわらず、広島の文化をデザインの観点から改めて問い直すような、「広島ブランド」の再構築としてのデザインアイデアを募集します。
また、それらのアイデアを「いかに見せるか」という点も重要なポイントとなります。優れたアイデアと、展示においてその魅力を効果的に提示するプランをあわせてご応募ください。
特別審査員(五十音順)
えぐちりか
アートディレクター/アーティスト
北海道出身。電通にてアートディレクターとして働きながら、アーティストとしても国内外で作品を発表。広告、アート、絵本、プロダクトなど様々な分野で活動中。近年の主な仕事に、ARASHI EXHIBITION “JOURNEY”、 ORBIS「ディフェンセラ」やPEACH JOHNのCM・グラフィック、ベネッセこどもチャレンジbaby教材デザイン、PARCOやラフォーレ原宿などのファッション広告など。イギリスD&AD金賞、スパイクスアジア金賞、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞、岡本太郎現代芸術賞優秀賞、JAGDA賞、他受賞。青山学院大学えぐちりかラボ教員。
ナカムラクニオ
「6次元」店主/アートディレクター/
山形ビエンナーレキュレーター
1971年東京都目黒区生まれ。日比谷高校在学中から絵画の制作をはじめ、大学卒業後は映像ディレクターとしてCM、美術、紀行番組などを演出。NHK WORLDでは日本の文化を海外に発信する番組を手がけた。2008年にブック&ギャラリー「6次元」を荻窪にオープン。著書に『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』『パラレルキャリア』『金継ぎ手帖』『猫思考』『村上春樹語辞典』『はじめての金継ぎBOOK』『古美術手帖』などがある。
目【mé】(荒神明香/南川憲二)
Photo : Takahiro Tsushima
現代アートチーム
目は、アーティスト荒神明香(広島県出身)、ディレクター南川憲二(大阪府出身)、インストーラー増井宏文(滋賀県出身)を中心メンバーとする現代アートチーム。空間を大規模に変容させるインスタレーションなど、手法やジャンルにこだわらず、私たちを取り巻く現実世界の不確かさを実感として抱かせる作品を展開している。これまで参加した主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭」、「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー)、「越後妻有アートトリエンナーレ」、「目 in Beppu」、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館)などがある。
※ 本展の審査は目のメンバーのうち、荒神氏と南川氏におこなっていただく。
協賛
協力
スケジュール
【募集期間】
2019年9月13日(金)~ 11月12日(火)必着
【審査・選考】
広島市現代美術館スタッフと特別審査員による審査を行い、入選者(8名/組程度)を選出します。
その中から特別審査員賞(3名/組)および観客賞(1名/組)を決定します。
【結果発表】
2019年12月25日(水)
本ウェブサイトにて審査結果を発表します。
【展覧会】
2020年2月8日(土)~ 2月24日(月・祝)