Physical/Flat

加賀城健さんのこれまでを知り、これからを見通すような渾身の個展が大阪で開催されています。

前期展示より《Tent —分心》(2011)

「Physical/Flat」と題された展覧会、前期のテーマをPhysical(身体性)、後期のテーマをFlat(平面性)と設定し、約2ヶ月にわたってのロングランです。

http://thethree.net/exhibitions/4450

私にとっての加賀城さんの作品の魅力、活動の面白さは、誤解を恐れず言えば迷いがあること。つねに迷いつつ、だからこそつねに次へと挑戦しつづけているその姿勢は、美術/工芸のジャンルに関わらず稀有なもので、モノをつくるという原点において共感できるものだと感じています。確たる技術を身につけながら、そこに安住せず思索/試作を繰り返し、染の源流へ遡ろうとしている染色家です。

 

2017年08月02日(水)

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