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収蔵作品展 1998-Ⅱ 
「池田満寿夫とその時代」

1998年8月2日(日) — 12月6日(日)

昨年3月、心不全のため急逝した池田満寿夫は、美術に限らず小説家や映画監督としても才能を発揮した作家です。その人柄や話題の豊富さから、マスコミへの登場頻度も高く、戦後、登場した美術家の中では、最も多くの人に親しまれた作家のひとりに数え上げることができましょう。その活動を版画の分野に限ってみても、1957年の第1回東京版画ビエンナーレ展で、23歳にして入選して以来、1966年の第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ展での版画部門大賞受賞など華々しい経歴を持っています。広島市現代美術館は、開館時に彼の版画をまとめて収蔵し、初期から1970年代後半までの活動が通覧できる216点の版画コレクションを有しています。今回の収蔵作品展98-Ⅱでは、その全容をご覧いただくのと同時に、池田と同時代に活躍した作家の作品を展示しています。彼が生きた時代の息吹を感じていただければ幸いです。

出品作家
池田満寿夫、靉嘔、池田龍雄、磯辺行久、斎藤義重、高橋秀、中村宏、浜田知明、カレル・アペル、ウィレム・デ・クーニング、荒川修作、飯田善國、金光松美、立石大河亞、横尾忠則、吉原英雄、加納光於、大岡信、篠原有司男、三木富雄、アンディ・ウォーホル、エンツオ・クッキ

基本情報

会期
1998年8月2日(日) — 12月6日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※8月2日―8月31日は19:00まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般320(250)円、大学生240(190)円、小中高生150(120)円 ※( )内は30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121