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収蔵作品展 1991-Ⅰ
現代美術の諸相
広島市は、将来の都市像として「水と緑と文化のまち、国際平和文化都市」の建設を目指しています。その中心施設の一つとして、我国ではじめての公立の現代美術館である広島市現代美術館を1989年5月に開館いたしました。
1945年8月6日の惨禍以来、広島市民は、その再建にあたり人類の平和と繁栄を願い、大いなる努力を続けてまいりましたが、このことは広島市民だけでなく広く人類全体の課題として戦後の現代史に大きな影を投げかけております。
同様に戦後の美術の世界においてもこのことは大きなテーマとして捉えられており、作家たちの鋭い直感力によって様々な表現がなされ、そのなかに現代を厳しく見つめる作家の姿を見出すことができます。
広島市ではこのような戦後の歴史と現代美術とのかかわりという視点をもとに
1.主として第二次世界大戦以降の現代美術のながれを示すのに重要な作品
2.ヒロシマと現代美術の関連を示す作品
3.将来性ある若手作家の優れた作品
の三つの柱を定め、作品の収集に努めております。
今回の常設展は、昨年度の新収蔵作品を紹介するとともに、展示室ごとにテーマを設け、戦後の現代美術の諸相を展覧しようとするものです。
出品作家
ヘンリー・ムーア、寺田政明、靉光、入野忠芳、上永井正、灰谷正夫、福島瑞穂、本田克己、丸木位里・俊、アレキサンダー・カルダー、フィリップ・キング、アンディ・ウォーホル、宇治山哲平、オノサトトシノブ、金光松美、工藤哲巳、小清水漸、白髪一雄、菅井汲、高橋秀、元永定正、百瀬寿、カレル・アペル、ヴィレム・デ・クーニング、サム・フランシス、ポール・ジェンキンス、モーリス・ルイス、ナム=ジュン・パイク、アルナルド・ポモドーロ、靉嘔、麻生三郎、飯田善國、池田龍雄、池田満寿夫、宇佐美圭司、香月泰男、高松次郎、鶴岡政男、利根山光人、中井恒夫、浜田知明、森芳雄、横尾忠則、吉原英雄、ホルスト・アンテス、ドゥエン・ハンソン、アルベルト・ジャコメッティ、イヴ・クライン、ジョージ・シーガル
基本情報
※入場は閉館の30分前まで※7月20日―8月31日は19:00まで
イベント・カレンダー
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ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
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原田裕規:ホーム・ポート
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