休館日
特別展
金光松美
少年時代、広島市安佐北区で育つ。
戦後、世界の現代美術の檜舞台NY及びLAで活躍。
国際作家の日本ではじめての回顧、追悼遺作展。
広島時代ーカネミツ・マツミ(金光松美)は1922年、アメリカ、ユタ州オグデン(ソルト・レイク・シティー約50km北方)に生まれました。両親は広島県安佐郡落合村(現、広島市安佐北区落合南)出身。オグデンでホテルと床屋を営んでいました。3歳から16歳まで落合の祖父母のもと、落合尋常小学校、崇徳中学校に通います。16歳で単身渡米。一年後、広島に戻り、教員養成所に通いますが、1940年(昭和15年)再び船で渡米。以後、職業を転々、アメリカ陸軍に入隊。従軍画家としてヨーロッパ各地を廻り、ピカソやマチス達と交友があったと言われています。
ニューヨーク時代ー除隊後、ヨーロッパでレジェに学んだ後、1951年、ニューヨークに移り、アート・スチューデンツ・リーグの日系人画家、国吉康雄(岡山県出身)のもとで学びます。学友にラウシェンバーグやジェンキンス等がいました。今日、アメリカ美術を語る時、欠かせない画家達、クライン、ポロック、デ・クーニング等の交友もありました。彼等からはマイク・カネミツと呼ばれていました。国吉没後、当時のニューヨーク画壇の主流、抽象表現主義に加わります。著名な美術評論家ハロルド・ローゼンバーグの支持を得て、抽象表現主義第2世代の作家として、現代美術の檜舞台で活躍しました。
ロサンゼルス時代ー1965年、ロサンゼルスに移居。オーティス美術学校、州立バークレイ校教授等を歴任、西海岸の現代美術振興に尽力しました。またタマリンド版画工房でリトグラフ(石版)の優れた作品を創作しています。
日本とアメリカ、二つを祖国に持つカネミツ・マツミは、「具体美術」の吉原治良、前衛書家の森田子龍、比田井南国、版画家の池田満寿夫等、数多くの日本の美術関係者と交友。日米双方の文化に橋を架ける役割を果たし、1992年5月11日、享年69歳、ロサンゼルスで亡くなりました。
この展覧会は、日本で初めてのカネミツ・マツミの回顧展であり、追悼遺作展です。
基本情報
※入場は閉館の30分前まで
イベント・カレンダー
休館日
-
パフォーマンス・ワークショップ:踊る宝石
イベント
-
コレクション展 アートナビ・ツアー
イベント
-
特別展 アートナビ・ツアー
イベント
-
ティンティン・ウリア:共通するものごと
特別展
-
ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
コレクション展
-
B-SIDE TRIP HIROSHIMA KIRIKUSHI
イベント
休館日
-
モカモカ・ワークショップ
イベント
-
コレクション展 アートナビ・ツアー
イベント
-
特別展 アートナビ・ツアー
イベント
-
ティンティン・ウリア:共通するものごと
特別展
-
ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
コレクション展
-
B-SIDE TRIP HIROSHIMA KIRIKUSHI
イベント
休館日
休館日
休館日
-
ベビーカー アートナビ・ツアー
イベント
-
ティンティン・ウリア:共通するものごと
特別展
-
ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
コレクション展
-
B-SIDE TRIP HIROSHIMA KIRIKUSHI
イベント
休館日
休館日
休館日
-
アーティスト・トーク
イベント
-
原田裕規:ホーム・ポート
特別展
-
コレクション展 アートナビ・ツアー
イベント
-
ティンティン・ウリア:共通するものごと
特別展
-
ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
コレクション展
-
B-SIDE TRIP HIROSHIMA KIRIKUSHI
イベント
休館日
-
原田裕規:ホーム・ポート
特別展
-
モカモカ・ワークショップ
イベント
-
対話しながらみる、いどばた鑑賞会
イベント
-
コレクション展 アートナビ・ツアー
イベント
-
ティンティン・ウリア:共通するものごと
特別展
-
ハイライト+ リレーションズ[ゲストアーティスト:中西紗和]
コレクション展
-
B-SIDE TRIP HIROSHIMA KIRIKUSHI
イベント
休館日