これから

映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」上映会+トーク

  • 上映会
  • トーク
2025
3
15
広島市現代美術館 地下1階ミュージアムスタジオ
  • 映画上映|13:00–
  • アフタートーク|15:30–

もかけん「からだ編」プログラム。
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。
恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に語られる言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかもしれない」と思うようになったといいます。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出しました。それは、期せずして、目の見えるひとにとっても驚きと戸惑い、そして喜びを伴う体験となりました。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」の20年を振り返り、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々を追い、彼らが紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリーです。上映後、三好大輔監督のアフタートークを開催します。上映会のみ、トークのみの参加も可能です。

三好大輔(みよし・だいすけ)
映画監督/プロデューサー。1972年岐阜生まれ。1995年日本大学芸術学部卒。音楽専門の制作会社入社。MVやライブ映像の制作に携わる。2000年PROMAX&BDAAWARDS受賞。広告会社を経て2005年独立。癌を患った友人の奥山貴宏を追った記録がNHKのETV特集「オレを覚えていてほしい」で評判となる。2008年より東京藝術大学デザイン科講師。市井の人々が記録した8mmフィルムによる「地域映画」づくりをはじめ、全国にその活動を広げる。東日本大震災後、安曇野に移住。2015年株式会社アルプスピクチャーズ設立。2020年松本の古民家に拠点を移す。全盲の美術鑑賞者白鳥建二のドキュメンタリー「白い鳥」共同監督。映画を中心に映像制作を行う一方、全国の大学等で映像の指導を行う。

上映作品

「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」(107分)

出演:白鳥建二、佐藤麻衣子、川内有緒、森山純子、ホシノマサハル、大政愛、猪苗代町の人々ほか
アニメーション:森下豊子、森下征治(Ms.Morison)
音楽:権頭真由、佐藤公哉(3日満月)
企画・構成:川内有緒
撮影・編集:三好大輔
監督:三好大輔、川内有緒
2022年 / 日本 / カラー / 107分 / 16:9 / STEREO / DCP / 製作・配給:ALPS PICTURES INC

講師
三好大輔
会場
広島市現代美術館 地下1階ミュージアムスタジオ
定員
40名程度(先着順)
料金
無料
<鑑賞サポート>
上映:UDcast対応、日本語字幕付
アフタートーク:手話通訳付

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121